志賀高原の標高1600mにある展望風呂付き客室には発哺温泉の源泉が引かれており、お二人様限定の特別室【506号室 紫雲】【507号室 青峰】【508号室 山蕗】【509号 茜音】は名前にちなんだ装飾や壁、配置に違いがあり、お泊りいただく時に前回と違うお部屋を選んでいただく楽しみもございます。真夏でも日中の気温が22℃前後と過ごしやすいのが発哺温泉です。(朝夕は10度前後)

お部屋は、窓側が飛騨山脈の北アルプスの眺望を望む事ができ、雲海に浮かぶ山々の稜線の姿を展望風呂に入りながらも眺める事ができます。

4部屋には青森ヒバのお風呂をご用意させていただきました。
青森ヒバは、香木とも言われる程の香りのある木であり、その放つ香りは心を和らげ、落ち着きを与えるリラクゼーション効果があると言われています。素晴らしい眺望と香り立つヒバ展望風呂でお寛ぎください。

青森ヒバは雪の多い地方にしか育たず、杉の3倍の年月をかけて成長するとされ、寒冷地で育つ事から、木目も細かく美しい木材に育ちます。直径70cmになるまでには300年かかるとも言われ、長い歳月で育つ事で強固で細やかな木目が水に強く、腐りにくい性質を持っている事が証明されています。(青森県下北半島・猿ヶ森「ヒバの埋没林」)

腐らない理由は、ヒノキチオールとβ一ドラブリンが含まれており、強力な抗菌作用を持った、この２種類の成分をもつ木は世界でも稀で、日本では「青森ヒバ」だけとされています。

ヒノキ風呂よりも香りも抗菌作用もある青森ヒバ風呂の源泉かけ流し(循環併用)のお風呂に入り、ゆっくりと外の景色を眺めていただく事ができます。

朝夕に姿を変える周辺の風景や夕日に輝く北アルプスの眺望は、その日によって見え方も変わり飽きのこない、時間を過ごしていただく事ができます。

北アルプスの眺望だけでなく、当館はブナ平の地を眼下に眺める事ができ、雲海が目の前に広がる時もあります。

更にブナの林の発するフィトンチッド香る季節は、山全体が幻想的な霧にも包まれる日もありますので、例え雨の日でも、晴れの日でも都会の喧騒を離れて静かに時間をお過ごしいただく事ができます。